菌類に学ぶ平和な世界(後編)
出川洋介(菌学者)× 伊沢正名(糞土師) 前回に続き、伊沢さんは菌学者の出川さんと対談を続けました。 野糞跡掘り返し調査は科学的か? 伊沢 私が糞土師として自信を持って話が出来るようになったのは、2007~9年の野糞跡掘…
糞土師・伊沢正名が達人たちと語りあう「自然との共生」と「しあわせな死」
出川洋介(菌学者)× 伊沢正名(糞土師) 前回に続き、伊沢さんは菌学者の出川さんと対談を続けました。 野糞跡掘り返し調査は科学的か? 伊沢 私が糞土師として自信を持って話が出来るようになったのは、2007~9年の野糞跡掘…
出川洋介(菌学者)×伊沢正名(糞土師) 糞土師の伊沢さんと気鋭の菌学者・出川洋介さんは共に、若い頃にキノコを通して今関六也(いまぜき・ろくや)先生に出会い、育てられました。偉大な菌学者というだけでなく、哲学者であり教育…
湯澤規子(法政大学教授)×伊沢正名(糞土師) ウンコ柄のTシャツに、大きなウンコのピアス。そんないでたちで現れたのは、なんと法政大学人間環境学部教授の湯澤規子さん。ウンコが歴史の中でどんな役割を果たしてきたのか、ウンコ…
高田宏臣(NPO法人地球守 代表理事)×伊沢正名(糞土師) 藪で覆われ、乾いた地面が続く、荒れ果てた森。そんな森を、独自のアプローチで再生させてきた人物こそ、造園家の高田宏臣さんです。「土も、呼吸ができなければ苦しい。…
清水弘美(浅川小学校校長)×伊沢正名(糞土師) 清水弘美さんは、『特別活動でみんなと創る楽しい学校』という著書をお持ちの、八王子市立浅川小学校の校長先生。糞土思想をしっかり広めるには子どもたちへの教育からだ、と本気で考…
今井絵里菜(気候変動アクティビスト)× 伊沢正名(糞土師) 2018年5月にスウェーデンの高校生グレタ・トゥーンベリさんが始めた気候ストライキ「フライデーズ・フォー・フューチャー(Fridays For Future:…
熊倉容子(元TOTO環境省職員)×伊沢正名(糞土師) 水洗トイレメーカーのTOTOに所属しながら、ウンコを自然に還す循環型トイレの必要性を説いてきた熊倉容子さん。今は環境省に移り、トイレという切り口から自然との共生を考え…
坪井伸吾(旅人)× 伊沢正名(糞土師) 坪井伸吾さんは大学在学中のバイク日本一周旅をきっかけに、バイク世界一周、世界各地での大物釣り旅、アマゾン川イカダ下り、アメリカ大陸単独ランニング横断など、自分がやりたい冒険を次々…
服部文祥(サバイバル登山家)× 伊沢正名(糞土師) 前回に続き、サバイバル登山家の服部文祥さんと対談を進めました。 遺体を焼却するのは残念 伊沢 現代は人が亡くなると遺体を火葬しますが、昨年アメリカで死体を堆肥化し…
服部文祥(サバイバル登山家)×伊沢正名(糞土師) 登山家の服部文祥さんは、「自然に対してフェアでありたい」と登山道具を持ち込まない「サバイバル登山」を追求し、山行中は、夏は毛バリ、冬はライフルで食糧を現地調達します。 狩…
長野亮之介(イラストレーター)× 伊沢正名(糞土師) 長野淳子さんが旅立たれてから2年が経ちました。夫の亮之介さんにとって、同級生だった淳子さんは高校時代から憧れの存在。2人は26歳のときに結婚し、淳子さんの最…
長野淳子(国語教師)× 伊沢正名(糞土師) 前回に続き、伊沢さんは長野淳子さんと対談を進めました。 医療ビジネスの中にいる患者 伊沢 ところで、生きるために医療を受け続けるということは、それだけお金もかかり…